更新日H20.07.02
下地劣化調査の方法としては「目視による方法」と「塗膜厚計や含水率計を使う方法」「熱画像調査機器を使う方法」があります。
一般的な塗り替えでは殆どが「目視による方法」を使います、コストや技術面を考えた結果ですが、理想は「熱画像調査機器を使う方法」です。
この方法だと劣化状態が手に取るように判りますが、反面コストがかかります、熱画像調査機器は大手ゼネコン等でしか取り扱っていませんが、住宅の外壁を調査すると通常50万〜60万の調査料金がかかります。
目視による
方法
外壁塗装リフォームの職人が、目視により大体の見当をつけて下地補修材・補強材を塗っていきます。
しかし、殆どの職人は均一に下地補強材を塗ります、それは良くわからないからです、見ただけで下地の劣化状態がわかるような塗装職人は日本に数人いるかいないかだと思います。
当然、今痛みが激しい部分がまた直ぐに痛んできます。
塗膜厚計
含水率計
塗膜厚計は現在の塗料の厚みを調べるもので、含水率計は下地の湿気状態を確認するものです。
「塗料の厚みが薄くなっているところは劣化が進んでいるだろう」、「含水率が高い部分は、他より劣化が進んでいるだろう」という予測から下地補修・補強を行うものです。しかし、塗料の厚みが薄いからといって=劣化しているとは限らないため、正確な劣化を判断できるかというと疑問です。
しかし、目視とあわせることで精度は上がると考えられます。
熱画像調査
方法
サーモグラフィーと呼ばれる「熱画像調査機器」を使って、建物全体を撮影し劣化状態を調べます。
様々な設定が可能で、また離れた場所からの診断が可能な為、山の上にある高圧鉄塔の劣化状態を調べたり、高速道路の劣化状況を調べたりと、様々なシーンで使われている方法で、現在最も確実な劣化診断方法です。
外壁の劣化状態が細かく把握できますので、その解析結果に合わせて下地補強材を塗布していけばよく、どんな職人でも完璧な処理が可能です。しかし、この検査は専門業者に依頼すると、住宅1棟あたり50万〜60万円の費用がかかるため、外壁塗装の劣化調査の為に行っている塗装店はありません。
