更新日H20.07.02
外壁塗装の施工方法には3種類の方法があります。
@ローラーブラシ塗装工法
A刷毛塗り工法
Bスプレーガン塗装工法
ローラーブラシ
塗装工法
ローラーブラシによる塗装はローラー本体に塗料を 含浸させ、塗装面に当て、ローラーを回転させる
ことにより、 押さえ圧力及び遠心力でローラー本体の塗料を塗装面に塗り 拡げていく。
この場合に塗料をブラシ中に含浸保持させる方法として2種類の方法があります。
一般の塗料の場合は、 各種の繊維でできているブラシ部を用いて、毛管現象により 塗料を含浸させる方法、刷毛の3倍以上の量の塗料を保持するこ とができる。
一方、高粘度型塗料で立体模様を形成する仕上げをローラーブラシで行う場合には、多孔質を形成している繊維に塗料をからめて含浸保持さ せる方法を用いる。 ローラーカバーに用いられている素材は主として繊維状 のものと多孔質発泡体のものがあり、その種類と特性は次の通りです。
ローラーの種類 |
パイル長さ 多孔性サイズ |
被塗物面 |
適用塗料 |
特 徴 |
|---|---|---|---|---|
ウーローラー |
長毛(25mm) |
粗面 |
外装用塗料 (水性、溶剤型) |
塗料の含み量多く、吸い込みの多い被塗物や塗り替え用に適用 |
中毛(13mm) |
粗面〜 平滑 |
内外装用全ての塗料 (水性、溶剤型) |
一般的建築塗料の主流(万能用) |
|
短毛(6mm) |
平滑 |
仕上がり重視 |
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スポンジローラー |
細目 |
粗面〜 平滑 |
単、複層弾性塗料、マスチック塗材ゴムテックス、建築用下地 |
デザインローラーの中には、配りローラー、とパターンローラーがある。 |
中目、粗目 |
塗り替えに多く使用されているローラーは、この2種で、他にヘッドカットローラー、無泡ローラー等がありますが、特殊用途で使用頻度は少なくなっています。
刷毛塗り
工法
刷毛塗りは、刷毛に用いる各種の毛が構成する毛細管内に塗料を含ませ、その刷毛を 塗装面につけ、
上下に動かし、毛細管内から塗料を放出させると同時に刷毛によって均一に塗り広げていくものです。
刷毛の種類は大きく、毛の種類、形状によって分類されます。
毛質は大部分が動物性で、わずかに植物性が用いられていますが最近では合成繊維が多様化してきています。形状の基本は平形と筋違の2種類に分類できます。
●刷毛に用いる毛の種類と特性
毛の種類 |
特 徴 |
|
|---|---|---|
馬 毛 (ペイント刷毛) |
あまお(天尾) |
尾の部分の新毛を用い、馬毛で最高の毛質。 塗装用としては最高級品。 |
ふ(振)り毛 |
馬のたてがみの毛で、あまおにつぐ品質。 あまおと混毛として寸胴刷毛をつくる。 |
|
はら(胴)毛 |
胴部の毛で、毛質は軟らかく、粘度の低い塗料の塗付に適合する。 |
|
あし(足)毛 |
馬足に生える毛で、毛質は毛先がすれており、良質ではないが、毛質の腰が比較的硬いので、主として筋違刷毛に用いる。 |
|
羊 毛(ニス・水性刷毛) |
羊毛は馬毛についで需要が多く、軟らかく、ちぢれを生じていることから塗料の含みの良好な刷毛となる。 |
|
山 羊 毛 |
山羊のあごの毛を用いるが、毛質は軟らかく、腰が弱い、ラッカー刷毛、水性刷毛に用いる。 |
|
豚 毛 |
毛質は太く、腰が非常に強く、毛先が2、3筋に別れているため、強い割に毛先が軟らかい特徴がある。 |
|
合成繊維製毛 |
ナイロンを用いるものが多い。 |
|
●刷毛の形状
刷毛の形状 |
特 徴 |
|
|---|---|---|
平 形 |
寸胴刷毛 |
毛の植込みが多く、弾力性があり、塗料の含みがよく、ペイント類の比較的高粘度の塗料を平面に塗り付け均一に仕上るのに適している。 |
平刷毛 |
毛質は寸胴刷毛と同様であるが、寸胴が円形に近い形状に対して平形に毛を植込んでいるもので、広い面を塗装したり、ムラ切等に
用いる。 |
|
筋 か い |
毛質は寸胴刷毛と同様であるが、形状が、柄に対して毛の植込み部分が45°に傾斜してつくられており、入墨、ちり際部分の塗り分け、また寸胴刷毛の使用できない狭窄部の塗込みに適している。 |
|
●塗料の種類と刷毛の種類
塗料の種類 |
刷毛の種類 |
|---|---|
合成樹脂調合ペイント フタル酸樹脂・錆止め塗料 |
馬毛 |
合成樹脂エマルションペイント |
羊毛、山羊毛、馬毛、合成繊維 |
ラッカーペイント |
羊毛が最良、山羊毛・馬毛も用いられる |
セラックニス・白ラックニス |
山羊毛 |
油ワニス |
羊毛・馬毛・豚毛 |
刷毛塗りをする場合に用いられる塗料と塗装面に適合した刷毛を選定する必要がありますが、基本的には次の点に注意して選定します。
@刷毛の外面のでなく、刷毛の内部を開き、毛の質に短い切れ毛、逆毛、雑毛等 混用の少ないもの。
A刷毛に触れて、軟らかく、滑らかで、弾力性に富んでいるもの。
B柄に植込み、締め具合が完全で、脱毛のないもの。
C塗料を含ませ、含み良く、軽く振って毛先の分かれの少ないもの。
スプレーガン
塗装工法
スプレーガンによる塗装は、塗料を霧状に噴霧し均一に塗装していく方法で、主にスプレーガンの
種類により分類される。
美しく仕上がり、塗装スピードも速いが、密着性が悪かったり、塗料が飛散したり、凹凸のある塗装面には向かないなどの短所も持つ。
現在では、スプレーガンの性能も上がり、ほぼどんな種類の外壁塗料もスプレーガン塗装が可能だが、下地状態が均一な新築塗装向きで、コストや性能面を考えても塗り替えには極力用いないほうがよい。
●スプレーガンの種類と特性
スプレーガンの種類 |
特 徴 |
|
|---|---|---|
エアガン |
重力式 |
コンプレッサーの圧縮空気で吹きつける方法で、カップの角度が自由に変えられるので、細かな作業がしやすい。少量の塗料でも、最後まですべて吹ききることができる。吸上式よりも、軽量なモデルが多い。 |
吸上式 |
大容量サイズが多いので、大量の塗装作業が可能。 |
|
エアレスガン |
圧縮空気を使わず、ポンプの圧力で塗料を吹く方法で、塗料の飛散が少なく、無駄なく塗装が出来ます。 一般的に外壁塗装に使われている塗装です。 |
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温風低圧エアガン |
温風のエアで塗料を吹きつける方法で、塗料がエアガンほど細かくはありませんが、塗料のはね返りが少ないため効率良く塗料が密着します。 |
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リシンガン・タイルガン |
リシンやタイル・石材調塗材などを吹きつける時に使うもので、様々な模様を表現できます。 |
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ペイントホームでは、光触媒の仕上に「吸上式エアガン」を使用し、アクリル塗装時に「エアレスガン」を使用します。